社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
2025.7.22更新
患者さん本位の目線を忘れず、身近なかかりつけ医の温かさやフットワークの軽さを大切にします。さまざまな疾患について迅速に治療結果を提供できるよう先端レベルの医療機器や新しい治療方法を積極的に導入し、実績・経験豊富なドクターが診療にあたる体制を整えております。
当院では、すべての入院患者さんを対象に「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」のご案内を行っています。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、もしもの時に備えて、ご自身が望む医療やケアについて、前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。厚生労働省は「人生会議」という愛称をつけました。
ACPは、人生の最終段階における医療やケアについて、本人が主体的に考え、周囲と共有することで、より自分らしい生き方や逝き方を実現するためのプロセスです。また、一度話し合ったら終わりではなく、状況や気持ちの変化に応じて、繰り返し話し合うことが大切です。
そのため当院では、入院が決まった際に「わたしのこれからノート」をお渡ししています
入院される前に、ACPのきっかけとして「わたしのこれからノート」という用紙を、入院の書類と一緒にお渡ししています。
のシートは、これからの治療や療養、そして人生の過ごし方について、「わたしはどうしたいか」「何を大切にして生きていきたいか」を言葉にしておくためのものです。
もちろん、先のことを考えるのは、誰にとっても簡単なことではありません。
でも、自分の体や健康に向き合う今だからこそ、自分自身の思いや希望を、少しだけ立ち止まって見つめてみる。それが「わたしのこれからノート」の目的です。
あらかじめ思いや希望を言葉にしておくことで、まわりの人があなたの気持ちに沿った判断やケアを実現できます。
あなたのいまの気持ちを、自由に表現してください。
※この取り組みは、国の方針にもとづき、すべての人が自分らしい選択を大切にできるよう支援するものです。
【手引き】も一緒につけておりますので、ご自宅でお読みなり、わたしのこれからノートを書いてみてください。 ご記入いただいた後は、入院時にほかの書類と一緒にお持ちになり、病棟のスタッフへお渡しください。
ACPについてもっと詳しく知りたい場合は、以下の情報を参考にしてください。
江戸川病院 適切な意思決定支援に対する指針
高性能の放射線治療装置を導入しております。現在、トモセラピーを3台完備し朝から夜10時まで稼働し働きながら治療ができる体制を整えております。放射線被ばくのないMRIガイド下のMRIdianはリニアックにバージョンアップいたしました。さらに高磁場MRIとリニアックを融合した高精度放射線治療システムElekta Unityの日本第一号機を導入することも決まりました。
また、腫瘍血液を専門とする医師が5人在籍、無菌室を8室用意無菌室は増床を予定しております。「第4のがん治療」としてがん免疫療法の専門チームも立ち上げました。がん治療に不可欠な外科、放射線、化学療法の3本柱がそろっているため患者さんにベストな治療を選択提案できます。