社会福祉法人 仁生社
江戸川病院
2022-04-26更新
江戸川病院 脳神経外科で診察している脳の病気
脳の病気かも?と思ったら、症状が片側か、両側かを確認しましょう。
脳から命令が出て手足を動かす時、左右反対側の手足に命令を出して、右の脳は左、左の脳は右の手足を動かします。脳の血管がつまる脳梗塞、脳の血管が切れる脳出血、また脳腫瘍があった場合、病気と反対側の症状が出るのが、脳の病気の特徴です。
言いたいことがわかっているのに言葉が出てこないために話せない、人の言うことばがわからないのは失語症で、右利きの人は左脳の障害です。ろれつが回らず、言葉がはっきりしないのは、言葉を出す時に使う筋肉の動きが悪いことが原因ですので、手足の半身麻痺はないか確認しましょう。
江戸川病院の脳神経外科では、
脳腫瘍(髄膜腫、聴神経腫瘍、下垂体腫瘍などの良性腫瘍、グリオーマ、転移性脳腫瘍などの悪性腫瘍)、脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞などの脳血管障害)、機能的疾患(片側顔面痙攣や三叉神経痛)、頭部外傷(脳挫傷、脳震盪、外傷性くも膜下出血など)など、脳の病気やけが全般的に診察治療を行います。主な疾患に対する当科の診療方針は「主な疾患と治療方法」をご参照下さい。
頭蓋底外科センター専門外来
第1木曜日14時半
顔面けいれん・三叉神経痛外来
-顔面けいれんにはボトックス治療でも手術治療でも・三叉神経痛には内服治療がだめなときに治癒率の高い神経減圧術を工夫-
第2木曜日14時半
下垂体外科外来
-いつ手術が必要か、安全なハイビジョン内視鏡手術と術中モニター・術後には高精度定位放射線治療もある―
第3木曜日14時半
脳腫瘍高精度定位放射線治療外来
-普通はもう治療できない転移性脳腫瘍から、合併症を出さない良性腫瘍の治療まで、手術と合わせて最適な治療を考えます-
第4木曜日14時半
聴神経腫瘍・頭蓋底腫瘍外来
-神経機能を維持するためのモニター手術と術後高精度定位放射線治療との当院だけの組み合わせ治療-
当科では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Jpan Neurosurgical Datebase:JND)」に協力しています。
2018年1月から、当院脳神経外科に入院された患者様の臨床データを解析させて頂き、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。
提供するデータは提供前に、個人を特定できない形に加工した上で提供致しますので、患者様個人のプライバシーは完全に保護されます。
本研究の解析にご自分のデータを使用されたくない方は、データ登録を拒否して頂くことが出来ますので、担当医にお申し出ください。
登録を拒否されたことで、日常の診療等において患者様が不利益を被ることはございません。
その他、研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、「日本脳神経学会ホームページ」 をご参照ください。