江戸川病院

社会福祉法人 仁生社

江戸川病院

医療のこれからを見据えて - MRIdian 2020年9月リニアックにバージョンアップ

MRIdian『日本初』2020年9月より既存のCo-60線源を
MRIdian 2020年9月リニアックにバージョンアップ

より高い出力による放射線治療と低被ばくの実現

当院のMRIガイドIGRT治療器、MRIdian(ViewRay社製)は国立がん研究センター中央病院以降、国内では2台目、平成30年9月から当院で稼働しています。MRIdianの最も優れた特徴はMRI連速撮影によるリアルトラッキングです。(動体追跡照射法:迎撃法)。 図1の赤いターゲットの中に治療部位が納まった時だけ、自動的に照射がOnになり、ターゲットの枠から外れると自動的に照射がOffになります。 この技術により、肺がんや肝がんなど、動きが大きい腫瘍にもタイミングを合わせて照射することで、正常臓器への余分な被ばくを減らすことが可能になりました。

浜 幸寛先生 放射線科部長 浜 幸寛先生
MRDIAN

バージョンアップで、より早く正確な放射線治療へ

MRIdianのもうひとつの特徴は、MRI画像ベースで放射線治療を行うことです。 MRI撮影では放射線被ばくがなく、再撮影の負担も軽減されます。
さらにMRI画像は軟部組織のコントラストがよく、CT画像では難しい、肝、骨及び脳の病変を識別しやすい為、MRI画像を位置照合に用いることでより正確な放射線治療を実現しています。 バージョンアップ後は、治療時間の短縮が可能になります。 保険診療への適用も申請中です。
患者様へ寄り添う放射線治療にご期待下さい。

MRdian 連続撮影シネ画像

図1.治療中、連続撮影のシネ画像(赤色:ターゲット枠、青色:治療部位)

MRIが追うによる位置照合

図2.MRIが追うによる位置照合