概要
Summary
放射線治療科(東京江戸川がんセンター)について
当院放射線治療科は、開設以来「すべての患者さんに高精度放射線治療を」を理念に掲げ、強度変調放射線治療(IMRT:Intensity Modulated Radiation Therapy)に特化した診療を行っています。
従来のように腫瘍と正常組織を同じ強さで照射する旧式の治療機器・システムはすべて廃止し、すべての症例でオーダーメイドのIMRTを導入しています。
従来のように腫瘍と正常組織を同じ強さで照射する旧式の治療機器・システムはすべて廃止し、すべての症例でオーダーメイドのIMRTを導入しています。
治癒を目指す症例はもちろん、緩和的・姑息的な治療であっても、副作用の軽減と免疫機能の保持を重視し、「患者さんに優しい高精度治療」を提供しています。
また、放射線治療に偏らない総合的ながん治療を実現するため、「がんカテーテル治療外来」も併設。肝細胞がんの根治的動脈塞栓療法(TACE)をはじめ、再照射が困難な病変への動脈塞栓療法・動注化学療法なども行っています。
さらに、2025年11月からはBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の外来診療も開始しました。
詳細は江戸川病院BNCT特設ページ (
https://www.edogawa.or.jp/bnct)
当院の放射線治療の特徴
IMRTによるオーダーメイド治療
当院では、全例でIMRT(強度変調放射線治療)を実施しています。
IMRTは、複数方向から放射線の強度を精密にコントロールし、腫瘍に最適な線量を集中させながら正常組織への影響を最小限に抑える技術です。
患者さん一人ひとりの病状に合わせた最適な放射線分布を計画・照射します。
よくある放射線治療に関するご質問(FAQ)
Q1. どんながんでも治療できますか?
A. 正常組織への負担が少ないため、画像で確認できる多くのがんが治療対象となります。
実際の適応は全身状態や病状により異なりますので、まずは診察時にご相談ください。
A. 正常組織への負担が少ないため、画像で確認できる多くのがんが治療対象となります。
実際の適応は全身状態や病状により異なりますので、まずは診察時にご相談ください。
Q2. 話だけ聞くことは可能ですか?
A. 診療情報提供書などがそろっていない場合でも、**自費診療(セカンドオピニオン)**として受診可能です。
A. 診療情報提供書などがそろっていない場合でも、**自費診療(セカンドオピニオン)**として受診可能です。
Q3. 医療費はどのくらいですか?
A. 原則として医療保険が適用されます。
また、高額医療費制度の対象となる場合もあります。
自由診療となる病態については、事前に費用をご説明いたします。
A. 原則として医療保険が適用されます。
また、高額医療費制度の対象となる場合もあります。
自由診療となる病態については、事前に費用をご説明いたします。
Q4. 入院は必要ですか?
A. 当院の治療はIMRTおよびIGRT(画像誘導放射線治療)を組み合わせて行うため、副作用が軽減されています。
ほとんどの方が外来通院での治療が可能です。
仕事や趣味(ゴルフなど)を続けながら治療を受けている方も多くいらっしゃいます。
A. 当院の治療はIMRTおよびIGRT(画像誘導放射線治療)を組み合わせて行うため、副作用が軽減されています。
ほとんどの方が外来通院での治療が可能です。
仕事や趣味(ゴルフなど)を続けながら治療を受けている方も多くいらっしゃいます。
Q5. 夜間に治療を受けることはできますか?
A. 平日は20時頃まで照射を実施しています。
お仕事帰りでも通院しやすい体制を整えています。
A. 平日は20時頃まで照射を実施しています。
お仕事帰りでも通院しやすい体制を整えています。
血管内治療(局所高濃度化学療法)について
放射線治療だけでなく、体への負担が少ない血管内治療も行っています。
細い管(カテーテル)を血管に挿入し、がんの部位に直接抗がん剤を届けることで、薬剤量を抑えつつ高い効果を狙います。
副作用が少なく、生活の質(QOL)を維持しながら治療できる点が特徴です。
基本的には2泊3日の入院で実施し、3〜4週間ごとに複数回の治療を行います。
血管内治療の対象例
肝転移を伴う大腸がん・乳がん・婦人科がん
再発した婦人科がん・膀胱がんなどの骨盤内腫瘍
出血や臭いを伴う進行乳がん
放射線治療困難な肺がん(せき・血たん症状など)
よくある血管内治療に関するご質問(FAQ)
Q1. どんな方が対象ですか?
固形がん(腫瘍を形成するタイプ)が対象です。詳細は診察時にご案内いたします。
固形がん(腫瘍を形成するタイプ)が対象です。詳細は診察時にご案内いたします。
Q2. 以前使用した抗がん剤と同じ薬を使いますか?
疾患に応じて最適な薬剤を選択します。
以前と同じ薬剤でも、動注法によって新たな効果が得られることがあります。
疾患に応じて最適な薬剤を選択します。
以前と同じ薬剤でも、動注法によって新たな効果が得られることがあります。
Q3. 医療費はどのくらいかかりますか?
原則として医療保険が適用されます。
高額医療費制度もご利用いただけます。
原則として医療保険が適用されます。
高額医療費制度もご利用いただけます。
Q4. 紹介状は必要ですか?
必須ではありませんが、これまでの治療経過がわかる資料があるとスムーズです。
可能な範囲でご準備ください。
必須ではありませんが、これまでの治療経過がわかる資料があるとスムーズです。
可能な範囲でご準備ください。
Q5. 全身麻酔は必要ですか?
いいえ。足のつけ根に局所麻酔を行い、約1.5〜2時間で終了します。
いいえ。足のつけ根に局所麻酔を行い、約1.5〜2時間で終了します。
受診のご案内
■医療機関の方から
患者サポートセンター地域連携室
フリーダイヤル:0120-518-120 直通FAX 03-3657-0758
受付時間:平日 8:30~17:00/土曜 8:30~12:30
患者サポートセンター地域連携室
フリーダイヤル:0120-518-120 直通FAX 03-3657-0758
受付時間:平日 8:30~17:00/土曜 8:30~12:30
《初診時にご準備いただく資料》
情報提供書(紹介状)
検査データ(CT/MRI/PET 画像、血液検査、病理結果など)
過去に放射線治療を受けた方は、照射録をご持参ください
※不要な重複検査を避けるため、可能な範囲でご用意をお願いいたします。
※海外在住・外国籍の方の受診もご相談ください。
常勤医師
Doctors
中野 隆史 (なかの たかし)
仁生社 理事長補佐
中村 達也 (なかむら たつや)
放射線科統括部長 BNCTセンター長
専門分野
放射線治療、がんの血管内治療、放射線診断
認定資格
日本医学放射線学会 放射線治療専門医
黒崎 弘正 (くろさき ひろまさ)
放射線治療科部長
認定資格
日本専門医機構認定放射線専門医
日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医
日本核医学会専門医
医学博士
舘 悦子 (たて えつこ)
専門分野
放射線科全般
認定資格
公益社団法人 日本医学放射線学会専門
一般社団法人 日本核医学会専門医
PET画像診断認定医