腱板断裂
腱板断裂
腱板(けんばん)とは、肩の深いところにある腱で肩を安定するために存在します。この腱板が切れることを、腱板断裂といいます。
①外傷性断裂:手をついたりした際に見られる断裂です。
②変性断裂:年齢を重ねることで見られる断裂です。
40 歳までは 5.1% 、70 歳台では 45.8%,80 歳台では 50%と増加します。
山本敦史.腱板断裂の診断と治療疫学関節外科.2015;
”腱板”とは肩の中にある4つの腱のことです。上腕骨を肩甲骨に引き寄せることで肩を安定させます。
肩が安定化することで、腕を上げることができます。
*1棘上筋 2棘下筋 3肩甲下筋 4小円筋
”腱板断裂”
腱板が断裂すると
- 力がいれられず腕が上がらない
- 断裂部がひっかかり痛みがでる
- 夜間痛みがあり寝ることができない
などの症状がおこります。
腱板断裂の治療
まずは痛み止めの注射やリハビリテーションをおこないます。数ヶ月しても症状が改善しない場合には、手術を行います。
当院で行なっている手術
- 関節鏡を使った手術(鏡視下腱板修復術)
- 人工関節置換術(全人工肩関節置換術:TSA リバース型人工肩関節置換術:RSA)
実際の手術動画がご覧になれます。
腱板断裂に対する鏡視下腱板修復術 実際の動画当科で行っている腱板断裂の手術療法(医療従事者向け)
『腱板断裂の治療方針』
1.腱板が剥がれ穴があいています。下に見えるのは骨です。
2.骨にアンカー(糸のついたビスのようなもの)をうち腱板に糸を通しているところ
3.腱板に通した糸を骨に固定して終了です。