運動誘発性横紋筋融解症
運動誘発性横紋筋融解症とは
運動によって生じる急性腎不全(急性に生じる腎臓の障害)です。
長距離走などの有酸素運動によって生じます。熱中症や激しい運動などにより骨格筋細胞の壊死、融解が生じ、筋細胞内成分が血液中に流出した状態です。
※短距離などの無酸素運動によって生じる腎不全は『運動後急性腎不全』を参照ください。
症状
安静時の筋肉痛やミオグロビン尿(筋肉内に含まれるタンパク質)と呼ばれる赤褐色尿が出ることがあります。
診断
検査で腎臓の機能の悪化とCK(筋肉内にある酵素)の著明な高値、ミオグロビン尿から診断されます。
治療
治療は輸液(点滴)が主体となります。まれに腎臓の機能が著しく悪い場合は一時的に人工透析をすることがあります。