社会福祉法人 仁生社

江戸川病院・メディカルプラザ江戸川

運動誘発性筋痙攣:EAMC

運動誘発性筋痙攣:EAMC

運動誘発性筋痙攣:EAMCとは

昔から“こむら返り”、“足がつる”などと呼ばれるものです。

運動によって生じる痛みを伴う筋収縮のことを言います。詳細なメカニズムはわかっていませんが、筋肉の疲労、ナトリウムなどの電解質の異常、脱水、気温、睡眠不足、飲酒などが原因として関わると言われています。

また、まれではありますが、背景に他の内科疾患(甲状腺機能異常、閉塞性動脈硬化症などの循環障害、腰部脊柱管狭窄症などの神経疾患)が隠れていることもあります。

足がつる画像

症状

運動中や運動後に筋けいれんが生じ、疼痛を自覚します。

診断

背景疾患として、先に挙げたような内科的疾患が隠れていないか、検査を行います。

治療

繰り返す症状に対して確立された予防方法は現在ありません。電解質の補充(マグネシウムなど)、ストレッチ、海外ではピクルスジュースの摂取など様々な方法が行われています。実際には筋力のアンバランスや動作やシューズなどの問題、不安や緊張による睡眠不足、アップのし過ぎの選手も時折見られ、患者さんより得られた情報によって対応しています。

参考文献

  • Maughan RJ, Shirreffs SM. Muscle Cramping During Exercise: Causes, Solutions, and Questions Remaining. Sports Med. 2019 Dec;49(Suppl 2):115-124. doi: 10.1007/s40279-019-01162-1. PMID: 31696455; PMCID: PMC6901412.