運動後急性腎不全
運動後急性腎不全(ALPE)とは
運動によって生じる急性腎不全(急性に生じる腎臓の障害)です。
短距離走などの無酸素運動によって生じます。腎性低尿酸血症(血液中の尿酸値が低い人)のある人に生じます。病因ははっきりしていませんが、腎血管の攣縮(血管のけいれんにより血流が滞ること )によると言われています。
※長距離走などの有酸素運動によって生じる腎不全は『運動誘発性横紋筋融解症』を参照ください。
症状
吐き気や背部痛が運動後1-48時間後に生じるのが典型的です。
診断
検査で腎臓機能の悪化を認めることと、腎臓機能の回復期に造影剤を投与した翌日に単純CTを撮像した際にみられる腎臓の楔形の造影剤残存所見を認めることで診断されます。(Delayed CT)
治療
輸液(点滴)が主体となり、予防としては運動前の飲水を促すことやロキソニンなどの痛み止めの内服を避けて運動することが重要です。