社会福祉法人 仁生社

江戸川病院・メディカルプラザ江戸川

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂とは

ジャンプの着地動作や踏み込み動作などで多く発生します。受傷の際は“足の後ろを蹴られた”感覚を持つ患者さんが見受けられます。
つま先立ちが出来なくなり、断裂した箇所に凹みが見られます。

検査は徒手検査を行なうことが多く、レントゲンではわからないことがほとんどです。超音波やMRIなどでは診断がつきます。

治療

基本的には保存療法か手術療法が選択されますが、当院では患者さんと相談の上、積極的な保存療法として皮膚の上からアキレス腱を縫合する方法も取り入れています。

保存療法

ギブス固定を行い、徐々に装具などに切り替えていく。
状況に応じてPRPの投与も検討します。

手術療法

様々な縫合方法があり、患者さんの年齢層や競技種目などで選択

治療期間は断裂の程度や治療方法により異なりますが、患者さんと相談の上、医師・理学療法士と治療方針を立てていきます。スポーツ復帰には半年前後を要しますが早期復帰するには早期手術が求められます。

Achilles Midsubstance SpeedBridge™手術の様子(Arthrex Japan合同会社の許可を得て転載)

リハビリテーション

アキレス腱のリハビリは、保存も術後も早期、中期、後期に分けて行います。
*スポーツ選手のスポーツ復帰例

早期:痛みのコントロールと拘縮予防

術後早期は、縫合したアキレス腱が伸びないように、足首の運動は避けます。足首が固まらないように、予防のため足趾の運動などを行います。

アキレス腱の早期リハビリ_足趾運動
アキレス腱の早期リハビリ_足趾運動

中期:ジョギング開始時期(目安:術後 6週、保存 12週)

ジョギング開始に向けて、踵挙げなどの腓腹筋の筋力トレーニングを行います。エコーを使用し、アキレス腱の強度を確認しながら負荷を上げていきます。片脚で踵挙げができるようになることを目標にします。

アキレス腱の中期リハビリ_踵挙げなどの腓腹筋の筋力トレーニング

後期:練習、競技復帰(目安:術後 12週、術後 16週)

復帰に向けてダッシュ、ジャンプのトレーニングを行います。片脚で踵挙げが25回できるようになることを目標とします。

アキレス腱の後期リハビリ_足趾運動
アキレス腱の後期リハビリ_足趾運動

アキレス腱断裂手術後