江戸川病院 東京江戸川がんセンター 放射線治療について

ピンポイントでくり抜く放射線治療機 トモセラピー

①IMRTの新技術で副作用の少ない治療

最新モデルにバージョンアップされた3台のトモセラピーで、治療直前のCT撮影、複雑な腫瘍の形状・位置を把握。
放射線に濃淡をつけ、らせん状に多方向から照射することで、正常組織を避けながらちりょうできます。

②夜間10時まで治療可能。すべて保険適応範囲内で治療(※特殊な場合を除く)

働きながらの放射線治療を強力にサポート、当院では前立腺がんを筆頭に、
頭頸部がん、肺癌、食道がん、乳癌(温存手術後の予防照射)、すい臓がん、
肝臓がん、胆管癌、膀胱がん、尿道癌、直腸がん、皮膚がん、子宮がん、卵巣がん、
リンパ腫、多発性脳転移(海馬抜き)などほぼすべての腫瘍に対応してIMRTに
よる治療を行っています。

③紹介による放射線治療(入院しての放射線治療にも対応)

現在までに全国300病院以上の各科先生方からの治療依頼に対応させて頂い
ています。入院による治療にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

部位別治療割合

受信に必要なもの

◎紹介状  ◎画像(CD-Rまたはフィルム)
  • 前立腺のみ:プレパラートまたは病理報告書(生検)を追加ご用意ください。
  • 手術後(手術等)の場合:病理報告書、過去に放射線治療を行っている場合は照射記録を追加ご用意ください。

 

治療の流れ

当院では、放射線科専門医、看護師、医学物理士、診療放射線技師をはじめ放射線に
関する専門スタッフが一丸となって、より洗練されたがん放射線治療に取り組んでいます。

1.診察

紹介状の確認、診察を経て放射線治療が可能を判断します。
画像診断(CT、MRI、シンチ、PETなど)、血液検査等を行い、病変の大きさや
広がり具合を放射線科専門医がん治療認定医、核医学専門医らで慎重に協議します。
追加の検査を行う場合があります。

2.治療計画

治療計画専門のCT、MRI、PET等、核医学画像を提供します。
治療中に使用する専門の固定具を作成する場合があります。
身体に治療時の目安となる印をつけます。

3.治療

治療範囲を確認するためのCTを撮影して、位置を正確にあわせます。その後、
照射になります。1回の治療時間はおおむね20分程度です。
1回あたりの放射線量を減らし、その分照射回数を増やすことで、治療効果は高まり
副作用は軽減されます。

4.診察

治療中は1週間に1回、放射線科専門医が診察し、副作用の確認をしながら治療を進めていきます。

5.経過観察

放射線治療終了後、治療効果と副作用を確認するために、CT、MRIにシンチグラフィーなどの
検査を行い、経過観察をします。最低10年間の経過観察を行いますが、診察の頻度は患者様に
よって異なります。

担当医師

浜 幸寛 放射線科部長

日本医学放射線学会専門医
日本核医学会専門医
PET画像診断認定医
日本放射線腫瘍学会認定専門医
がん治療認定医院
乳腺専門医
医学博士

■略歴
1997 研修医、防衛医大および自衛隊中央病院
1999 海上自衛隊硫黄島航空基地隊
2000 防衛医大放射線講座助手
2005 アメリカ国立癌研修所留学
2006 アメリカ国立衛年研究所臨床腫瘍学研究課程修了
2007 防衛医大病院放射線部講師
2008 日本大学医学部放射線科兼任講師
2009 東京大学医学部附属病院放射線科非常勤医員
2009 江戸川病院放射線科部長

■専門分野
放射線腫瘍学、分子イメージング

担当医師

館 悦子 放射線科医

日本医学放射線学会専門医
日本核医学会専門医
PET画像診断認定医

■略歴
1997 秋田大学医学部卒業
1997 秋田大学医学部放射線医学講座
2012 東京女子医科大学東医療センター放射線科
2016 江戸川病院放射線科

■専門分野
放射線科全般

Q&A

Q:トモセラピーとはどんなものですか?
A:最新鋭の放射線治療器であるIMRT(強度変更放射線治療)を行うために開発された、CTのような
形をした高精度放射線治療装置です。CTと同様、体を輪切りにした画像を撮影できる一方、強い放射線
を発射することもできるため、CTの撮影をした直後にがんを狙い打つピンポイント放射線を行うことが
できます。画像診断と放射線治療が同時に行える装置といったところでしょうか。

Q:今までの放射線治療との違いは?
A:従来の放射線治療は、周りの正常な細胞にも多くの放射線が当たってしまうため、副作用が問題と
なっていました。トモセラピーは、がんの形に合わせて照射範囲を決められるので、正常細胞に対する
照射を極力抑え、がんの部分だけにピンポイントで多くの放射線を当てることが可能となりました。
従来に比べ、副作用を減らし、がんを根治する効果が大幅に向上しています。

Q:どんながんでも治療できますか?
A:正常組織への負担が少ないので、全身どこのがんでも照射が可能です。前立腺がん、肺がんでは特に
威力を発揮し、手術と同様の治癒率が得られます。

Q:医療費はどれくらいですか?
A:治療には医療保険が適応せれています。治療の方法によって料金が変わってきますので、お問い合わせください。

Q:入院は必要ですか?
A:高精度な放射線治療により副作用が従来よりも減ったため、ほとんどの方は外来で行うことができます。
仕事やゴルフなどの趣味も、治療中であっても続けられる場合がほとんどです。

Q:毎日通えないので入院させてもらえますか?
A:入院の必要性については、医師の判断が必要になります。通院に自身のない方、通院そのものが不可能な
方は、お気軽にお問い合わせください。

Q:仕事があるので夜に治療を受けたいのですが・・・
A:夕方5時以降も放射線治療は行っています。よる10時頃まで放射線治療は行っていますので、仕事帰りに
治療を受けることも可能です。

ご紹介先フリーダイアル

お問合せ先(紹介状をお持ちの患者様にも対応)
0120-518-489 放射線治療室

平日 9:00~21:00 土曜9:00~12:00
その他のお問い合わせ 直通 03-5876-7685

江戸川病院:〒133-0052 東京都江戸川区東小岩2-24-18
メディカルプラザ江戸川:〒133-0052 東京都江戸川区東小岩2-6-1
電話:TEL/03-3673-1221 FAX/03-3673-1229

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放射線科パンフ