循環器内科_心臓カテーテル検査

心臓カテーテル検査とは

心臓の病気には様々な疾患が存在しますが、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患とは、心臓を栄養する血管(冠動脈)が狭くなったり、詰まってしまう病気です。
カテーテル検査では主に虚血性心疾患の診断を行います。
場所はカテーテル検査室という特殊な部屋で行います。
患者様には検査着に着替えてもらった後に検査台の上に仰向けに寝ていただきます。

カテーテルとは直径約1.5mm程度の細い管のことで、この管を手首・肘・鼠径の動脈から挿入します。
注射針を使って挿入しますが、直前に局所麻酔を行ってから挿入しますので、痛みは麻酔をするときだけです。
挿入された管を動脈の中を伝えて心臓の入り口付近まで移動させます。
そこで左右それぞれの冠動脈の入り口にカテーテルの先端を挿入して造影剤を流して様々な角度からレントゲンで撮影して、冠動脈の狭窄・閉塞の部位を診断します。

検査時間は約15分、当院では検査結果をその場でご説明しますので検査室への入室から退室まででも30分程度で終了します。
穿刺部位は上記の通り3箇所ありますが、診断のためのカテーテル検査であれば8割以上の患者が手首の動脈からカテーテルを挿入します。
検査後は止血のためのバンドを手首に巻きます。
動脈を穿刺しているので一般的な採血と違い止血に時間がかかります。
平均4時間程度で止血されます。
止血中は手首を動かすことは避けていただきますが、歩行や食事などは通常通り行えます。

以前ではカテーテル検査のためだけに1泊2日の検査入院を行っておりましたが、現在は手首からの検査で安全に止血が完了することから日帰りカテーテル検査を実施しております。
朝、来院していただき着替えなどの検査のための準備をしていただきます。
午前中に日帰り検査は終了しますので、止血時間を考慮しても、夕方にはご帰宅いただけます。