佐中孜 生活習慣病CKDセンター長



 

佐中孜


江戸川病院生活習慣病CKD センター長
メディカルプラザ市川駅院長院長

佐中孜先生の生活習慣病CKD透析回避に関する情報サイト


 私は東京女子医科大学に在籍して38 年余り、教授職を拝命して足かけ13年、それらの使命を大過無く全うすることができ、お陰様をもちまして昨年満65歳を迎え、定年退職することができました。この間、腎臓病治療、血液浄化療法一筋、文字通り生涯を捧げて参りました。これらの経験を基盤として、社会福祉法人仁生社江戸川病院グループにおきまして、生活習慣病CKDセンター長としての新たな天命を頂戴することになりました。ここではコメディカル教育を含めて、私自身が学びながら様々な先端技術を提供させていただき、皆様方のお役に立ちたいと考えております。
 私の定年退職後の血液浄化部に部長代行として同病院院長が就任していますが、東京女子医科大学東医療センターでのホームページには、当時の私自身と医局(血液浄化部)の紹介文が今もそのまま載っていましたので、下記に紹介させていただきます。

 (佐中孜が平成23 年まで主宰した)東京女子医科大学医学部東医療センター血液浄化部は、平成13 年4月1日から始まった診療部門です。部長である佐中孜は平成10年に東京女子医科大学腎臓病総合医療センターから当院に異動し、このことが契機となって開設されました。私(佐中孜)自身は平成4年から慢性腎臓病の早期発見、寛解を目指した治療に取り組んできましたので、当診療部門は、単なる血液浄化にとどまらず、腎臓内科はもとより、一般内科、総合内科としての体裁を名実共にもっています。しかも、平成19年9月1日からは副部長として泌尿器科の中沢速和准教授(現在は臨床教授)を迎え、 泌尿器科との兼任運営になっています。また、私は日本透析医学会、日本アフェレーシス学会、日本腹膜透析研究会、CAPD支援機構、腎臓病早期発見機構の理事あるいは理事長を務め、平成21年6月には日本有数の学術集団であります(第54回)日本透析医学会を主宰します(致しました)。ここからは最先端の医療、医学が世界に向かって発信されます。このように、当診療部は、自画自賛と言われるかもしれませんが、内容の充実ぶりはめざましいものがあると自負致しております。そこで、私たちの診療内容、研究内容の特徴の一端を紹介したいと思います。

特徴および特色
(臨床部門)
現在(平成17 年)は常時22 床が月水金曜日の2部制をひいての稼働運営となっています。平成20 年からは24床になる予定です(実際にそのように致しました)。ここでは、通常の血液透析の他に、血液濾過法、血漿交換療法、血液(血漿)吸着療法も行っています。CAPD療法は最も力をいれている専門領域の一つで、CAPDの導入から維持まで全て、私たちの手で行われており、全国でも有数の施設として研修希望があるなど注目されています(患者数は70名を超え、東日本では2番目に患者数が多いことでも知られるようになりました)。無論、当科に勤務する医師は、腎癌,泌尿器疾患、急性・慢性腎不全、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、ル−プス腎炎、高血圧、高脂血症、リウマチ、膠原病、内分泌代謝疾患、尿路結石、尿路感染症、透析合併症の診療も得意としています。これらの疾患についての外来部門は日暮里クリニックにも開かれています。
(研究部門)
腎不全の病態の解明と治療手段の開発、地域連携による診療システムの開発推進が主要テ−マです。このテ−マのもとに、急性腎不全、慢性腎不全、慢性糸球体腎炎、高血圧、フリーラジカル、レニンアンギ(ジ)オテンシン系、硬化性腹膜炎,腎悪性腫瘍などを対象疾患あるいは病態として、臨床的、基礎的に研究しています。なお、基礎的研究手法として、ラット、マウスなどの小動物も扱います。遺伝子解析など分子生物学的なアプロ−チも日常的に進めています。
(その他)
学会活動,市民への啓発活動も積極的におこなっております.なかでも慢性腎臓病患者さんを対象とした勉強会であるニーレの会は昭和62年7月から続けています(この会は現在は社会福祉法人仁生社江戸川病院グループが事務局を引き継いでいます)。