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設備・機器のご紹介
64列マルチスライスCT 造影機器の進化

最近、新しいCT機器であるマルチスライスCTが開発され、狭心症の原因となる冠動脈(心臓を栄養する血管)の狭窄の発見には、心臓カテーテル検査に代わって、このマルチスライスCTを用いることができるようになりました。造影剤を使う点では、心臓カテーテル検査と差がありませんが、動脈に針を刺してカテーテルを入れていく必要がないため、検査に伴う合併症の危険性はほとんどなくなりました。マルチスライスCTでは、造影剤を使う場合でも手の静脈から点滴をするように造影剤を注入するため、心臓カテーテル検査のような動脈に針を刺してカテーテルを入れていくことによる危険性は全く生じません。検査時間も1分以内で、検査後も特別な止血操作や安静時間は必要でなく、外来での待ち時間中に検査を終えてそのまま帰宅できます。

マルチスライスCTとは

従来のCTと違い、マルチスライスCTでは一度に複数のスライスを撮影できます。4列、8列、 16列と多列化が進むにつれて、一回に撮影できる範囲は広がり、息を止める時間も短くなってきました。最近登場した16列CT以降では広い範囲でもほぼ一回の息止めで検査が可能です。64列CTはその最高機種にあたり、例えば頭部から下肢にかけての広範囲を検査したとしても、最速で十数秒の撮影で終了します。
心臓CT検査の際、16列マルチスライスCTの場合は息止めが25〜30秒ほど必要ですが、今回の当院64列CTでは5〜7秒程度の息止めで検査が可能です。また、今までのマルチスライスCTでは不整脈が少しでもあると、CTの画像が乱れ、また心拍数が遅過ぎたり速過ぎたりすると、それだけで良い画像が取れなくなってしまうことが指摘されています。つまり、今までのマルチスライスCTにも、それなりの弱点があったわけです。

Beat to Beat Delay Algorithmとは

この独自のメカニズムにより、心拍数が不整であったり、脈が速過ぎたり遅過ぎたりしても、ほぼ正確に冠動脈の狭窄度を検出することができます。また、検査時間も5〜7秒で、検査後の解析時間も10分以内と短縮されています。また造影剤がなくてもある程度冠動脈の状態が把握できるため、病変があるか、ないかという判断には造影剤を用いない単純CTとしても使用でき、特に造影剤アレルギーがある患者様にも検査を行うことができます。

Beat to Bea検査時間短縮のメリット

64列マルチスライスCTにより今までは、冠動脈造影検査のために入院するのに踏み切れなかった人の検査が外来で容易に出来るようになりました。大きな利点は、外来で約15分ほどの検査で冠動脈の大体の形状がわかることです。 この検査で冠動脈狭窄が疑われた場合には、その後の治療方針(薬物治療、バルーン・ステント等のインターベンション、バイパス手術など)の決定のためには冠動脈造影検査で精密に調べる必要があります。

64列マルチスライスCTの適応分野

上記の冠動脈の検査をはじめ、大動脈、腹部、頭頸部、下肢等の全身の血管に対しても血管造影検査と同等あるいはそれ以上の情報を得ることができます。手術前の精査としての血管造影検査はこのマルチスライスCT検査に換わりつつあります。
三次元画像は血管・心臓の検査以外にも骨・関節など整形外科領域でも広く利用され、立体的な構造を理解するのに役立っています。さらには消化管造影検査・内視鏡検査に類似した画像を作成することも可能です。撮影時は、高画質を保ちつつ、X線量を自動的に細かく調節し適切な電流制御を行う機能が働き、検査時の被曝低減に役立っています。
マルチスライスCTの様々な最新技術を活かし、一度の検査で最大限の情報を引き出すよう努力することで、患者の負担を減らしよりよい医療の実現が期待できます。

心臓の検査法の比較
  心臓
カテーテル検査
従来の
マルチスライスCT
当院のPhilips社製
64列マルチスライスCT
動脈損傷、脳梗塞等の
合併症の危険性・
検査に伴う
出血の危険性
あり なし なし
造影剤アレルギーの
危険性
あり あり あり
検査時間 30分 1分以内 5〜7秒
入院の必要性 あり なし なし
外来での検査 通常不可能 可能 可能
検査後の当日運転 不可能 可能 可能
費用 [国保・社保]
(3割負担)
5〜10万円 9千〜1万円  9千〜1万円
[老人・高齢]
(2割負担)
4〜9万円 6〜7千円 6〜7千円
[福・老・親・障・高]
(1割負担)
2〜3万円 3〜4千円 3〜4千円
検査の信頼性  高度 中等度 高度
不整脈・心筋症による
検査の限界
なし あり なし
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